『時間が固まる』って何なのか?という考察です

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ニシャゴラが言う『時間が固まる』とは何なのでしょう。



ニシャゴラは時間が固まると言ったのは、6層の中盤~後半あたりかなと思われます。
そして下記リンクで申し上げている通り、6層中盤には量子力学要素が盛り込まれています。

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存在が確認できないうちは、上記のファプタのように
匂いすら感じません。
本来当然にして持っている匂いや、音、質量などが不確定のままなのでしょう。

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リコ達を襲った謎の生物も
上記のように自分の存在を不確定な状態にして、存在を悟られないようにしていると思われます。
存在がフワフワしているため、見ることも難しいです。






6層はこのように、その物や人の存在意義に干渉する力が働きます。
その力を持っているのは、環境もそうですが、シェルメナの真の力もそうですし、13巻で襲ってきた謎の原生生物もそうだと思われます。

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つまり時間が固まるとは、
その物がその物の状態のまま、固定される。ということです。





上記のシーンでは、ニシャゴラは『時間が固まる』と言いましたが、『ニシャゴラのままの姿をそのまま保つ』つまり、ある意味で『老いにくくする』と同義だと思われます。




リコ達が後ろからニシャゴラを見ることで、
変な環境などの力(左右逆になったり)を受けずに、また老化防止のため、
ニシャゴラのそのままの姿を保つことができるので、ニシャゴラはお礼を言ったのでしょう。





量子力学要素
『見る』ことは『見た対象を確定させる』ので
そのままの姿を保つことに繋がるようです。

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なお、成れ果て村にいた成れ果て達は村ができてから150年間、同じ姿でした。
これは量子力学要素ではなく、成れ果てには寿命がないので、同じ姿のまま、ということです。
奈落読取図~メイドインアビスを死ぬまで考察~ : 神の化身『成れ果て』(2/9更新) (livedoor.blog)




村が村人の寿命を延ばしているわけではありません。
現にヴエコは↓

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150年前と

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後では、150年後の方が背が伸びています。
少しだけ大人になっているようです。



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ヴエコはワズキャンにより、『目の奥』に閉じ込められました。




『目の奥』には産まれてくる前の子供達と、そして還ってきた子供達、つまりアビスの中で死んだ子供達(おそらくマアアさんなど、前線基地で死んだ子供達も含まれるかと)が

たくさんいて、ヴエコを見ています。

ヴエコは子供達みんなに優しいので、子供達はみんなでヴエコを見たと思われます。





子供達がたくさんヴエコを見たので、ヴエコは存在が固定され、
150年経っても老死せず、少しだけ年を取っただけで済んだ、のだと思われます。


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ワズキャンは存在固定のシステムすら、知っていたのでしょう。

ヴエコが死んだら、連動するようにイルぶるは弱って、村は終わります。



だからワズキャンとしては新たな村の担い手が来るまで、ヴエコには生きていてもらわなければいけないので、
寿命を延ばすために目の奥に幽閉したのだろうと思われます。